24:01 終末予報

僕の中の空白概念
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(赤い花びら)




 私は赤い花びらをじっと見つめていた

 シーツについた赤い花びら

 男がシャワーを浴びている

 私は何も考えられなくて

 自分の胸を押さえ込んだ







 ただ一つ


 あの包丁をどうにかしないと


 あの包丁をどうにかしないと



 男はまだ返り血を排水溝へと流している




 冷たくなった女が
  こちらを見ている気がした


表には出なかった裏の話を読む
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完壁


 そう 壁で取り囲む事で
 私は完璧になれる
 静寂に包まれた私の城は
 高い高い城壁が必要で
 宝玉は城の中で静かに眠る

 扉も窓も壁に空いた穴
 小さな穴から壁は崩れるから
 埋めてしまわなければ

 完璧な私は完璧な壁によって
 眠れる美女となるから

表には出なかった裏の話を読む
あるがままに

 あるがままに


 うまくいかなくて焦ってしまい
 焦ってしまいうまくいかなくて

 焦るのは向上心があるから
 こうありたいと思う自分と
 なかなかうまくいかない自分
 そのギャップに焦ってしまう

 どうでもいいと思っているなら
 焦りもしないから


 だから
 
 あるがままの自分を受け入れて

 うまくいかなくても

 あるがままに自分を受け入れて

 失敗しても

 失敗した自分を受け入れて

 いまの状況を只受け入れて


 あぁ 私は今、緊張している
 あぁ 私は今、手が震えている

 それを押さえ込もうとしないで

 そうなった自分を受け入れて



 すこし心が落ち着いたら


 ゆっくり息をはいて

表には出なかった裏の話を読む
(私の机の上の花瓶)


 
 ある日、私が学校に行くと
 私の机の上に、花瓶が置かれていた

 花は挿されていない只の花瓶
 白い陶器で出来た花瓶は
 静かにそこにあった


 周りを見渡す


 クラスの人気者である女子の机の上
 クリスタルの花瓶に
 綺麗で大きな花が挿されていた




 華のある人は早死する



 私はそう思い
 花瓶を後ろの棚に戻した


表には出なかった裏の話を読む
スパゲッティイ症候群


 

  ほら入院患者とかで
  全身にチューブをつけている方いますよね
  点滴やらカテーテルやら呼吸補助やら

  ああいった全身からチューブが伸びている
  状態の事をスパゲッティイ症候群っていうのですよ

  今、その症候群の人が増えてます

  いや、病人の事じゃないんです

  細い管で繋がった人間関係
  鬱陶しく体に絡まるけど
  それなしでは生きていけない


  点滴なんて鬱陶しいもの
  引っこ抜いてしまいたいですよね


  生きるために必要な
  生命維持装置
  でも、それは絡みつき、
  あなたの首を閉めるのです

  ほら、彼らは本当に生きたいと思ってますか
  生かされてるだけではないんですか?


    
表には出なかった裏の話を読む
RPG


  殺人鬼は犬を倒した

  11の経験値を得た


  殺人鬼は町人Aを倒した

  11の経験値を得た
  1000円をてにいれた


  殺人鬼はチェーンソーを購入
  殺人鬼はチェーンソーを装備した


  扉がある
  殺人鬼はチェーンソーを使った


  殺人鬼はひろしを倒した
  24の経験値を得た
  思い出のCDをてにいれた


表には出なかった裏の話を読む
(誰かの夢)


 砂人「夢で会いましょうの続きのお話
    書いたメモ紛失・・・
    もう一回考えるのだるいな

    代わりに見つけたこのメモのお話」



 


  (誰かの夢)



 
  誰かがやる
  誰かが不幸な目に会って
  誰かが死んだ

  誰かが誰かの事を嘲笑し
  誰かが誰かの事を慈しんだ

  世界に僕と誰かがいた
  僕の隣に誰かが居る

  誰かが笑う
  誰かが話す

  一体、こいつは誰なんだ


  
  誰か分からぬ人はこういった





 「お子様は元気に育っていますよ」





  僕は誰だ



表には出なかった裏の話を読む
(夢で会いましょう)


 砂人

 「やべっ なんか書かないと

   最近睡眠時間が少なくて

    お話を考える暇が・・・・」




 (夢で会いましょう)


 現実の世界はつまらない
 毎日、大学に行って
 うまくいかない研究
 毎回、言う事が違う教授
 出会いも何も無く
 友達がいる訳でなく
 同じ研究室の人
 という関係だけの人々


 僕はうつ伏せになって
 夢を見た

 何かに追われていたり
 空を飛んでいたり
 現実ではおこらない
 緊張感のある一瞬

 起きた後でも興奮の余韻


 「ずっと寝てられたらいいのに」


 



 今の彼はそんあ事を口にしなくなった


 仕事、仕事、仕事



 彼は、もう夢を無くしたのだ



表には出なかった裏の話を読む
(皿の上のお話 喰われていく人々)


 僕を食べて下さい
 世界の悲しみや苦しみを内包した
 この僕を食べて下さい
 あなたの中という小さな世界の中で
 私は救われるのでしょうから


 私を食べないで
 あなたという大きな存在に飲み込まれた私は
 細切れの意識の中で何も出来ずに
 ただ嘆くことしか出来ないのだから


 「食べられる物達だって
  どうせならおいしく食べて欲しいんじゃない?」
 って本気でいってるのか?
 一度、喰われてみろよ


 切られました
 茹でられました
 すりつぶされました
 そしてこれから食べられるのです
 私たちがなにをしましたか?


 ここには意識なんて存在しない
 そう思えればどんなにいいか


 これが喰われるって事だ


           -皿の上のお話 喰われていく人々-


 
表には出なかった裏の話を読む
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