24:01 終末予報

僕の中の空白概念
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管理者へのシークレットコメント

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 頂いたコメントを見逃してしまった方
 申し訳ありませんでした。


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(禁止された世界の中で)



 免許の定義って知ってるかな?


 免許とは一般的に禁止されている行為を
 法定の要件を備えた者に対して、
 その禁止を解除する行為。


 そう、基本にあるのが禁止。


 あれをしてはいけない
 これをしてはいけない


 それが、全ての元にあるんだ。


 車だって限定解除っていうだろ。
 お酒だって二十歳から。


 僕らは禁止されて生まれてきた。
 そして、一つづつ開放してゆく。


 

 開放してあげたかった。
 全てから縛られた君を。
 
 君は、
 今日も行きたくない仕事から帰る途中
 一般常識、世間の目、
 義務を抱えて歩いてる。

 開放してあげたかった。
 人が最後に赦される限定解除。


 すべてから開放される免許を、
 貴方に発行しよう。


表には出なかった裏の話を読む
(表面張力)

 グラスを傾ければ水がこぼれ、
 世界の果てで、海は滝となる。
 俺は、
 自分の中の何かがこぼれぬよう
 真っ直ぐ、立っていた。

 外界からの圧力が、
 表面張力となり、
 俺の中の何かは、
 まだ、俺の中にで保たれていた。
 儚い、均衡。

 
 糸が切れる。
 俺の中から何かがこぼれていく。
 それは涙となって、
 取り止めも無く落ちてゆく。
 
 たった一滴
 一滴が俺のバランスを崩した


 君の流した涙

 俺は静かにそれを受け止めた。

表には出なかった裏の話を読む
(題目 悲劇の主人公)



 さぁさぁ
 そんな遠くからじゃなくて 
 こちらにおいで

 そんな遠くからじゃ、何も見えない
 舞台の上には
 ライトも当たるが、奈落もある

 だけど大丈夫
 ステージにお上がり

 こんなにも
 見ているものが違うのだから

 
 さぁさぁ
 そんな遠くからじゃなくて
 こちらにおいで

 そんな遠くからじゃ、顔も見えない
 悲劇の一人芝居だって
 舞台裏には
 それを支えている人達がいる
 
 

 演じている俺は不幸かい?
 舞台の上の俺は滑稽かい?


 さぁさぁ
 そんな遠くからじゃなくて
 こちらにおいで


表には出なかった裏の話を読む
(タイムカプセル・母への想い)


 穴を掘った
 
 月明かりの下
 君が静かに眠れるように。
 これは僕へのメッセージ
 君には僕に届けて欲しい事がある。
 だからお休み。その時まで
 

 
 穴を掘った

 星明かりの下
 君を優しく起こす為に。
 僕から俺へのメッセージ
 君には教えて欲しい事がある。
 だから起きて。この夜に


 
 俺は、
 土の中からその箱を取り出した
 土を払い、
 用意していたくぎ抜きを使う
 
 手紙を取り出した
 下手糞な文字でこう書かれていた


 大人になった僕へ

 僕は、お母さんに会えましたか?

 お母さんは元気にしていますか?
  
 これ、忘れ物です。渡しておいてください



 俺は手紙を折りたたんだ。

 大人になったらまた会えるよ。
 そう言って、どこかに行ってしまった母
 
 
 そうだ。俺は母を信じていたんだ。
 その言葉をずっと信じていたんだ。

 一緒に入っていた赤い髪留め
 母が大事にしていた髪留め

 
 何を今更と思った
 なんで早く会いに来てくれなかったと
 俺は貴方を追い返したんだ

 髪留めを握り締めた



 明日、会いに行こう。

  
表には出なかった裏の話を読む
(そういうものだとしても)


 自らの座ったイスを持ち上げて、
 空を飛ぼうとした男がいた。

 周りの人は皆、彼をバカにした。


 男は言った

 「何故、出来ないと分る?」

 人々は言った

 「やるまでもなく、
  出来ないと分っている」


 彼の物語はここで終わる。
 もちろん男は、
 生涯、空を飛ぶ事は無かった。

 奇跡なんて起こらない。







 その様子を陰で見ていた少年がいた。
 彼は自分の父親がバカにされているのを
 ずっと見ていたのである。
 彼は、そのことで苛めにあい
 家に閉じこもっている事が
 多くなったのである。


 彼の名前は、クロード・ロケット
 後に、”重力からの解放者”と
 呼ばれる人物である

表には出なかった裏の話を読む
(ポケットロケット)


 -ポケットロケット-

       トコ様に捧ぐ





 「こんな小さな夢じゃ
  私を宇宙に連れて行けない」


 私は小さなロケットを胸から取り出した。

 ポケットに入るくらいの
 鈍く銀色に輝くロケット。


 涙が機体を伝う


 この小さなロケットでは、
 空気との摩擦で燃え尽きてしまうだろう。


 夕焼けの空に
 多くのロケットが飛び立ってゆく
 空へと向かう流れ星
 幾筋もの光の穂


 ポケットロケット飛び立った
 夕日を受けて飛び立った


 私はロケットをポケットに
 しまい込もうとした。



 いつの間にか
 青年が夕日を背中に受けて立っている。

 たぶん、それは彼が言った言葉


 「本当に夢が燃え尽きてしまう事は無い
  君がその事を忘れない限り 

  君のポケットロケット
  可能性のポケットロケット     」



 私は胸のポケットに手を当てた


 熱い・・・・




 ポケットロケット飛び立った
 私のロケット飛び立った



表には出なかった裏の話を読む
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